TOEIC800〜990点とっている人達の英語学習方法
勉強ができるのは才能でしょうか?
それとも努力でしょうか?
いずれも違います。
実は、「どのように学習を進めていけばいいのか」という「学習方法」こそが勉強ができるようになる「秘訣」です。
つまり、成績のいい人たちの「学習方法」を身につければ、「最短距離」で、勉強ができるようになるのです。
※)当たり前のことですが、地道な努力も必要です。
ウソだと思いましたか?
そこで、昔、東大生の家庭教師を雇って、爆発的に成績を伸ばした人の話を聞いたことがあるので、その話を紹介します。
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東大生の家庭教師が生徒の成績を伸ばした理由
ある生徒の親が、東大生の家庭教師を雇いました。
家庭教師といえば、普通は、数学や英語などの「解き方」や「試験対策」などを教えるものですが、この東大生の家庭教師は違いました。
生徒に、具体的な解法や試験対策などは、一切、教えず、ひたすら「どのように勉強していけばいいのか」の「学習方法」を教えたのだそうです。
すると、どうでしょうか。
不思議なことに、その生徒の成績が爆発的に伸びたそうです。
でも、なぜ、学習方法を知るだけで、成績が伸びるのでしょうか。
頭がいい人も、実は普通の人
「頭がいい人」といえば、才能があって、何でもかんでも、すぐに暗記してしまいますし、強靭な意志もあって、決して、勉強の途中で挫折しないというイメージがあると思います。
しかし、実情は、少し違います。
私は、色々な「天才」と会って話してきましたが、実は、彼らも、長く勉強すると挫折してしまいますし、暗記するのにも時間がかかるのです!
もっと正確に書くと、彼らは、勉強に慣れているので、確かに、普通の人よりも、長く勉強できますし、暗記のスピードも速いですが、それは、あくまで「勉強に慣れている」からです。
天才とはいえ、所詮は、普通の人に気が生えた程度です。
だから、普通の人でも、彼らのような「天才」に近づくことが可能なのです。
もっといえば、このページを読んでいる「アナタ」が、天才になれる可能性もあるのです。
「いや、でも、実際、私は学生の頃、勉強できなかった。そんな私が、天才に近づくことができるはずもないのでは!?」と思われたかもしれません。
ハッキリ書くと、現状では、その通りです。
今、「天才」と「アナタ」には、「決定的な差」があるので、天才になることはできません。
しかし、この「決定的な差とは、何なのか」さえ知れば、天才に近づくことができます。
では、この「決定的な差」とは、何でしょうか。
それが「学習方法」です。
まだ信じられない人のために、1つのエピソードを紹介します。
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天才の間では、一般的な勉強法
私が資格試験の勉強をしていたとき、成績優秀者の間で、「まわす」という言葉が使われていました。
「まわす」とは、何かと思って、彼らに聞いたところ、以下の勉強法のことでした。
1.薄い参考書(もしくは要点だけ)を、一気に、最後のページまで勉強します。1冊、終わらせて、1回、まわしたということになるそうです。
2.日を改めて、同じ参考書を、一気に最後のページまで勉強します。1冊、終われば、これで2回、まわしたことになるそうです。
なぜ、彼らは、このような勉強法をとっているのでしょうか。
そんなに早急に、一気に参考書を読まなくてもいいと、もっと、じっくり日をかけて参考書を読めばいいのではと思うのではないでしょうか。
なぜ、このような勉強法をとっているのか、結論を書くと、天才とはいえ、「集中力」は長く続かない為です。天才で、しかも、やる気があっても、1週間も同じ参考書で勉強していると飽きるのです。
参考書を最後まで読むと、「充実感」が得られますよね。
なので、一気に参考書を読むことで、「充実感」を得て、途中で、勉強が挫折しにくように工夫しているのです。
この「まわす」という勉強法を知っているかどうかで、挫折のしやすさが変わります。
このように天才たちは、効果的な勉強法を知っているので、天才なのです。
逆をいえば、今は、普通の人でも、天才たちの勉強法を知れば、天才になることができるのです。
「ここまでの話は、よくわかった!でも、このページは、TOEICの話しでしょう?」と思ったのではないでしょうか。
そこで、話をTOEICに戻します。
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TOEICも所詮はペーパーテスト!
「試験」という名のつくものであれば、高得点をたたき出す人の「学習方法」を知って、それを身につければ、「最短距離」で得点をアップさせることができます。
TOEICも、所詮、ペーパーテストです。
TOEICで高得点をたたき出している人の「英語学習法」を身につけると、最短距離で、TOEICのスコアアップになります。
というわけで、「学習方法が載っている本を、30冊くらい読み漁ろう!」と思わないでくださいね。
時間の無駄です。
というのも、学習方法は、あらゆるもので「共通」しているためです。
つまり、ある本Aで書かれていたことが、少し変わって、別の本Bで紹介されていて、またそれが少し変わった形で、別の本Cで紹介されて・・・という感じで、結局は「同じこと」が書かれているにすぎないのです。
ただ、1冊だけだと、「抜け」が出てしまいます。
そこで、「学習方法」の本を、3〜5冊くらい読むといいでしょう。
そして、その本の内容を「実践」しましょう。
では、どの本を読めばいいのでしょうか。
ここではTOEICのスコアアップさせるための「学習方法」が書かれた書籍を紹介します。
TOEIC満点の著者の本
まず、紹介したいのが以下の書籍です。
◆TOEICテスト 実力アップのテクニック―絶対間違えない勉強法と参考書選び(中川徹)
この本の内容は、大きく2つに分けられます(前半と後半)。
前半は、TOEICの「学習方法」が掲載されています。著者は「試験」に関しては、物凄い実績があるので、著者が、どのような学習方法をしているのか知るだけでも、本を購入する価値があると思います。個人的には、この部分だけで、本の定価の数倍の価値があると思います。
後半は、TOEICで何を勉強すればいいのか「市販のTOEIC本」の紹介です。世の中、色々な参考書があって、どれを選んでいいのかわからない状況なので、TOEIC500点以上の人にとっては、物凄く参考になる本だと思います。
ただ、一応、TOEIC400点以下にとっては・・・ちょっと疑問が残ります。
というわけで、TOEICで500点以上をとれる人であれば、「即、読むこと」をお勧めします。TOEICで400点以下の人には、あまりお勧めできません(悪いというわけではなく、「読む時期が早い」という意味です)。基礎を固めてから、読むといい本だと思います。
TOEIC高得点者、みんなが本を出版できるわけではない!
「本」として、「学習方法」を発表できるのは、ほんの一握りの人だけです。
実際、私の友人にも、TOEIC満点や、働きながら、TOEIC900点を超えている人は沢山います。
しかも、彼らの英語学習法は、優れています。
そこで、私は彼らの手法を本にしようと、語学の出版社の編集者に出版企画書を送りました。
しかし、結果は、NG。
別ルートで聞いた話ですが、本の著者として選ばれたのは、TOEIC800点くらいで、それほど有効な勉強法を持っていない人でした。
というわけで、書籍に掲載されている英語学習法が、必ずしも優れているというわけではありません。
※)もっとも、編集者の目を通っているので、あるレベル以上の「質」は保証されています。
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