目的語とは?(英文法の解説)
これから目的語の説明をしていきます。
主語と同じように、目的語も「文型」を理解する上で、重要なので、読み飛ばさず、しっかり勉強してくださいね。
というわけで、レッスン開始です。
(例文)「私は、犬を飼っている。」
私は「何を」飼っているのでしょうか?
そうですね。
「犬を」飼っているのですね。
このように、文の中で「誰を」「誰に」「何を」「何に」にあたる部分を目的語と言います。
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目的語(例題)
それでは、例題を解いてみてください。
(例題)「彼は青い花を買った。」
Q 彼は「何を」買ったのでしょうか?
(目的語を見つけてください。)
「花を」と思った人がいるかもしれませんが、主語のところと同じです。
「花を」にすると、彼は赤い花を買ったのか、黄色い花を買ったのか、青い花を買ったのかわかりません。
「花を」にすると、どんな花を買ったのかわからない!
よって、答えは「青い花を」になります。目的語を[花を]だけではなくて、[青い+花を]とひとかたまりで、とらえるようにしてください。
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英文法の練習問題(目的語)
目的語とは、どういうものか、わかってきたでしょうか。
知識を確たるものにするために、練習問題を解いてください。
練習問題は、解答を見る前に一度自力で解いてみてくださいね。というのも、ウェブでザッとみていくだけだと、「わかったつもり」になりますので。
何かいらない紙に解答を書くといいですよ。
練習問題1
下の文から目的語を抜き出してください。
1.彼は私のおじが好きです。
2.私は赤い花を買った。
3.彼の父親は、息子を叱った。
練習問題2
下の文から目的語を抜き出してください。
1.私は、あそこで走っている少年が好きです。
2.彼女は、あの赤い花を売った。
3.彼は先生です。
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英文法の練習問題(目的語)の解答
練習問題は難しかったでしょうか。
もし、以下の解答をみて、間違えているところがあれば、しっかり復習することをお勧めします。
練習問題1解答
1.答え:私のおじが
※)「〜が」の形でも目的語になる場合もあります。
2.答え:赤い花を
※)「花を」を答えにしてはいけません。
3.答え:息子を
練習問題2解答
1.答え:あそこで走っている少年が
※)「少年が」や「走っている少年が」を答えにしてはいけません。
2.答え:あの赤い花を
※)「花を」を答えにしてはいけません。
3.答え:文に目的語はありません。
※)詳しくは後で学習しますが、目的語がない文もあります。
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