英文を訳すコツ
最も基本的な英文の訳し方について説明します。
これが理解できたからといって、すべての英文を訳せるようになるわけではありませんが、知っていれば、基本的な英文だと、訳すのが楽になります。
というわけで、早速、英文を訳すコツですが、具体的には、以下の4つの手順通り訳せばいいです。
1.前置詞句や副詞(=〜ly)を見つければ( )をつけます。
前置詞句や副詞は訳さなくても「文のあらすじ」はつかめます。
なので、前置詞句や副詞を見つければ( )をつけて、訳せなければ、無視します。
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
主語、目的語、補語は、長くなって、どこからどこまでが主語、目的語、補語なのかわからなくなってしまう場合が多いです。
一方、動詞は、大抵1語なので、すぐに見つけることができます。
なので、まずは動詞を見つけてください。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
どのような英文も、原則、下の5つのタイプに分類できます。
第一文型→主語+動詞
第二文型→主語+動詞+補語
第三文型→主語+動詞+目的語
第四文型→主語+動詞+目的語+目的語
第五文型→主語+動詞+目的語+補語
どのような英文でも原則的には、上の5つのタイプいずれかの形になっているので、英文では、動詞より←(左)にあるのが主語に、動詞より→(右)にあるのが目的語や補語などになっています(もちろん、例外もあります)。
4.基本通り、訳します。
それでは、早速、練習をしてみましょう。
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英文を訳す練習
では、実際の問題を使用して、「英文を訳すコツ」をマスターしてください。
というわけで、上記の手順を見ながら、以下の英文を訳してください。
(例文)訳してください。
I bought a new pen at the drugstore across the street.
★★ポイント★★
第三文型
1.前置詞句や副詞(〜ly)を見つければ( )をつけるのでした。
I bought a new pen (at the drugstore)(across the street).
2.最も見つけやすいのが動詞です。まずは、動詞を探してください。
この問題では、動詞は、「bought」だけしかありません。
よって、動詞は「bought」です。
3.大抵の場合、「動詞より←(左)にあるのが主語」、「動詞より→(右)にあるのが目的語や補語など」になります。
「I(← bought;動詞→) a new pen (at the drugstore)(across the street).」
つまり、「動詞より←(左)」にある「I」が主語で、「動詞より→(右)」にある「a
new pen (at the drugstore)(across the street)」が目的語になります。
4.基本通り訳します。
この問題は、「主語+動詞+目的語」の第三文型なので、「主語は目的語を〜する」と訳します。
つまり、この文では、「Iは、a new pen (at the drugstore)(across the street)をboughtした」という訳になります。あとは、英単語を知っているのかどうかの問題です。
というわけで、答えは「私は新しいペンをその通りの向こうにあるドラッグストアで買った。」になります。
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